海外移住する際におすすめする働き方のひとつにフリーランスがあります。
会社にとらわれずに自分に合う働き方が出来るところおすすめポイントです。
今回は海外移住してフリーランスで暮らす方法を紹介します。
フリーランスには大きく分けて二つあります。
①現地で仕事を獲得するフリーランス
②日本の仕事をリモートで行うフリーランス(ノマドフリーランス)
①には翻訳・通訳、カメラマン、芸術家、ツアーガイド、美容師などがあります。もともとこれらの専門性のあるスキルを持った状態で海外へ行き現地で仕事を得て働くというパターンです。
今回は②のノマドフリーランスについて解説していきます。
ノマドフリーランスはネット環境の改善により、世界中どこにいてもインターネットさえあれば仕事ができるようになたことを活かしています。テクノロジーの進歩で「海外移住したい」という夢を持つ方の選択肢が広がったことには感謝しかないですね。
目次
海外ノマドフリーランスおすすめ職種
海外ノマドフリーランスになるためのおすすめの仕事を紹介します。
翻訳
翻訳を仕事にするにはある程度の翻訳スキルが求められるため、もともと外国語が堪能である方はトライしやすいでしょう。または海外生活で向上した語学スキルで翻訳に挑戦することも可能です。
基本的には、海外から在宅でできる翻訳の求人に応募し仕事を得るパターンが多いです。
Webライター
翻訳やプログラミングなどのスキルが無くても挑戦しやすいのがライターの仕事です。クラウドソーシングサービスなどを利用すれば手軽に案件を見つけられます。しかし高度な専門性が必要ない分ライバルが多いのも事実です。
そのため専門性のあるスキルや知識を持っている場合はそれをライティングとかけ合わせることで差別化するのがいいでしょう。
また海外在住を活かして日本ではわからない現地の情報や最新のニュースなどを記事として発信する案件を見つけるのもいいでしょう。
フリーランスとして実績を積んでいけば、出版社から依頼がくることもあります。
Webエンジニア
語学が不得意でも可能な仕事としてWebエンジニアがあります。
近年の受容の高まりとオンラインでも学習できるプラットホームが増えていることからプログラミングを勉強し始める人・エンジニアに転職する人は増えています。
その分ライバルも多いですが、まだまだチャンスはあると言えるでしょう。
サイトの運用、開発ディレクションやWebサービス開発などの案件を請け負うことが多いです。
語学が得意でなくても、スキルがあれば勝負出来ますが、語学ができればより可能性は広がります。
Webエンジニア向けオンラインスクール
日本初Web専門スクール!【インターネット・アカデミー】TechAcademy 無料体験
SkillHacks(スキルハックス)
14日間無料体験あり!【テックパートナーズカレッジ】
フリーエンジニア向けIT系求人・仕事・案件情報サイト【Engineer-Route】
Webデザイン
Webデザイナーの主な仕事内容は、Webサイトのデザインや構成を考え制作することです。
デザインとはいっても、絵を描くことよりもWebサイト全体の構成を組み立てることが主な仕事で、仕事内容は幅広く、クライアントへのヒアリングから競合サイトの調査・分析、コンセプト・構成・コンテンツの決定にまで及びます。
クライアントが思い描いているWebサイトを制作しなければならないためヒアリング能力も求められるようになります。
フリーランスWebデザイナーとして独立するなら、Web制作会社などに一度勤務する方がおすすめですがいきなりフリーランススタートも不可能ではありません。
Webマーケティング
マーケティングとは、商品やサービスを売れるようにする活動で、Webマーケティングは、そのマーケティングをオンライン上で行うものです。集客・販売をすべてオンライン上で行い、より多くの消費者に商品やサービスを購入してもらうための活動です。
SNSやWeb上の広告などオンライン上の様々な広告手段を使って集客します。
Webマーケターになるに大まかに以下のステップがあります。
1.Webマーケティングの実践スキルを習得
2.スキルや実績をもとに営業をかける
3.案件を受注し、安定してきたらフリーランス独立する
Webマーケティングが学べるオンラインスクールも増えています
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動画編集
Youtubeをはじめ広告動画など動画編集者の需要は高まっています。
動画編集者になるには独学・スクールに通う・会社に所属して経験を積む等の方法があります。
最短1ヶ月で動画編集スキルが身につく!【クリエイターズジャパン】ブログ運営
ブログ運営で収益を得る方法です。記事に広告リンクを貼り付けて広告料を貰う方法が一般的です。
また自身の商品がある方は商品の購買につなげるための記事を発信するのもありでしょう。
Youtuber
YoutubeはGoogleが提供する動画サービスです。Youtuberの主な収入源は動画の途中で流れる広告から発生する広告収入ですが、商品紹介をしてアフィリエイトで収益を得ている人もいます。自身の商品がある人は自身の商品の宣伝としてYoutubeを利用するのもありでしょう。
広告収入が得られるようになるまでには登録者数や再生数などの基準があるためすぐに収益を得るのは難しいですが、動画自体はスマートフォンで撮影出来ますし、フリーの編集ソフトも多いので始めるは簡単です。
オンラインサロン運営
オンラインサロンとは、ウェブサービスやSNSなどを使ったオンライン上の会員制コミュニティのことです。
会員同士で交流するコミュニティや、限定コンテンツを見れたり、オンライン上でセミナーやイベントが開催されたりプロジェクトへの参加募集など様々な形態があります。インターネットの進歩により世界のどこにいても繋がりやすくなったことや、コロナウィルスによりオフラインでのイベントやセミナーの開催が難しくなったこともオンラインセミナーの需要を高めています。
オンラインサロンには無料のものと有料のものがあります。
運営側として有益なコンテンツを配信し有料オンラインサロンとして運営するのも良いでしょう。
もちろんお金を払う価値のあるサロンを運営する必要はありますが、オンラインサロンを簡単に始められるプラットフォームなどもあるのでハードルは低くなってきています。
おすすめのクラウドソーシングサイト
フリーランス向け案件紹介サイト
フリーランスとして受託できる仕事を探すためのプラットフォームはいくつかあります。
主なものをご紹介します。
ココナラ
TVや雑誌で話題★気軽な副業からガッツリ稼ぎたい人まで!自分のスキルや得意が売れるココナラ
クラウドテック
働き方改革でマスコミの注目を集めているフリーランス求人サービス【クラウドテック】
Bizseekクラウドソーシング業界最安の手数料でどこよりもお得に在宅ワーク学生・主婦からフリーランスまで
クラウドソーシングサービスを介した仕事は単価が低いものも多いため、満足のいく収入を得るのが大変なこともありますが、仕事の見つけやすさや支払でもめることを回避できるなどのメリットもあります。
クラウドソーシングなどを利用して、案件の数をこなして実績と経験を積むという方法も考えられます。いずれにせよ、仕事を獲得するためのアプローチがフリーランスには必要不可欠です。
海外フリーランスのメリットデメリット
メリット
・場所を選ばず仕事ができる
・いろいろな場所で様々な経験ができる
・自身で仕事を獲得し継続しなければならないため社会に対して積極的になる
・会社で学ぶよりスキルが身につくのが早い場合もある
最大のメリットは場所を選ばず仕事ができることですよね。
また、知らない土地で自分の力で稼ぐという経験により、技術の上達が早くなり、サバイバル能力も身に付きます。また会社に所属していれば自分の学びたいことが学べない事もありますが、フリーランスだと学ぶ内容も自由なため伸ばしたいスキルを伸ばせます。
デメリット
・文化の違いなどで苦労することがある
・仕事が獲得できなければ路頭に迷う
・リモートでの顧客とのコミュニケーションが上手く進まないことがある。
・組織の力を利用できない。
・周りが反対する
日本では路頭に迷いそうになっても、家族や友人の助けを得たり、単発バイトなどでしのぐことが容易ですが、海外だと信頼できる知り合いがいなかったり、アルバイトもビザの関係で出来ないこともあります。
また、日本ではまだまだフリーランスという働き方が一般的ではないため、周囲から反対を受けることも多いかもしれません。
海外フリーランスの注意点
ビザの種類・条件に注意
ビザは現地で何をするか・出来るかで種類や取得条件が異なります。国によっても基準や条件が違うため、移住先の国の最新情報を確認する必要があります。
移民や外国人労働者が問題となっている国や地域では取得が難しかったり審査が厳しくなっています。手続きや申請に現地の言葉が必要な場合もあります。
納税方法や手続きに注意
海外で働いた際の収入に対する納税に関しても複雑な手続きが必要になる場合があり、きちんと対処しないと脱税とみなされてしまう可能性もあります。
手続きが煩雑な場合は現地で日本人が経営している会計事務所などを利用するのもありです。
「海外生活」に慣れる必要あり
海外で生活する上で、ある程度の語学力、コミュニケーション能力は求められますし、食環境・住環境など様々な周りの環境・状況が異なるため体調管理も日本にいるときより気を付けなければいけません。病気になって病院行かなければならなくなったとき、日本とは違う医療レベルであったり、現地の言葉が必要な場合があります。語学力に自身が無い場合は日本語サポートの有無をあらかじめ確認しておくのも手でしょう。
文化の違いで思わぬトラブルに会うこともあるでしょう。日本での常識は世界での非常識であることも多いです。事前にその国が持つ独特の文化やタブーなどを知っておくことが大切です。
治安においても基本的には日本よりも悪い国が多いと思っている方が良いでしょう。安全性において細心の注意を払う必要があります。
まとめ
海外フリーランス具体例や注意点などについて紹介しました。今回紹介したものはごく一部で働き方は多種多様です。急速なテクノロジーの発達により新しい職業もどんどん生まれています。海外フリーランスは自由な反面不安定です。日本と生活環境が異なるため、思わぬところでお金が必要になることもあるため可能であれば資金面で余裕を持って始めると良いでしょう。